西勝縮緬(さいしょうちりめん)復活、新しい織物の開発
技術者岡田 倫子(滋賀県東北部工業技術センター)
技術分野織物開発
技術移転
共同研究
受託研究
技術相談・指導

研究機関
滋賀県



調査をもとにかつての織物を復元、今に生かす。

調査をもとにかつての織物を復元、今に生かす。

企業のみなさまにつなげたい技術(シーズ)

新しい織物を開発する際には、過去にその土地で織られていたものを知ることも大切です。名前や用途、設計などについて文献調査や聞き取り調査を行い、不足分については科学的な根拠に基づいて仮説を立てることによってかつての織物を復元します。そこから今のニーズを取り入れることで、背景のある新しい織物の開発を行います。
企業のみなさまにつなげたい技術(シーズ)

活用が想定される分野例

・織物製造業
・アパレルメーカー など

技術の活用例


技術の活用例

シーズのご紹介

当センターでは、センターの前身組織である滋賀県立工業試験場の時代から試織開発による支援を行なっており、試織生地の設計書と一部生地サンプルは大正12年度から保管されています。
新しい織物を開発する際には、これらの設計書を参考にすることも少なくありません。また、かつて産地で織られていた生地を復元し、そこに今のニーズや他産地の技術を融合させることで新しい織物を提案することもあります。
滋賀県長浜市は和装用の高級絹織物「浜ちりめん」の産地として有名ですが、その歴史は江戸中期の1700年代にまで遡ることができます。当センターでは、浜縮緬工業協同組合で保管されていた「明治25年近江縮緬一人別製造高」に載っていた西勝縮緬(さいしょうちりめん)という名のちりめんを復活させる取り組みを行いました。調査を進めるうちに、今では主に着物地を作っている長浜産地が当時は様々な用途の織物を作る産地であったことも明らかになりました。得られた織物規格や記録をもとに織物設計を行い、西勝縮緬を復活させました。今後はこれを今のニーズを取り入れ、新しい西勝縮緬を開発する予定です。
シーズのご紹介
公開情報:特許情報、参考文献、ホームページなど
インターネットや文献等で情報を確認できるものがあれば記載ください。

企業のみなさまへ

岡田 倫子(滋賀県東北部工業技術センター)
古いものや、他産地の技術などを活用した新しい織物開発にご興味を持たれた方は、ぜひご相談ください。もちろん、これまでに織物を作られたことのない方が新しい織物を一から設計し試織されるお手伝いもしていますので、お気軽にお声かけください。
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技術移転
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受託研究
技術相談・指導


周辺研究
「天然繊維を用いた新素材の試作開発」


■本ページに係るお問合せ先

担当:参事 三宅 肇 TEL:0749-62-1492 E-mail:neirc@shiga-irc.go.jp

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