以下の特徴を持つ素材を開発しました。
主な試験はセンター内で行っており、品質に関するデータを得ることができます。
●意匠性を高めるための工夫
スラブ糸(太細のある糸)とポリエステル糸を使用することにより、表面のしぼ形状の変化と染色効果を
出しました。
表面のしぼ形状 高島ちぢみの型押し「ジョーゼット加工」とスラブ糸を組み合わせたビッグチェック
高島ちぢみの強撚糸とスラブ糸の2種の糸の収縮率の違いによる大きな凹凸感
染色効果 ポリエステル糸を使うことにより浸染でもピンストライプを表現
●用途に適した厚み感
肌着で用いられる通常の高島ちぢみよりも、太い糸を用いることにより、適度な厚みを出しました。
厚み:0.5mm 【参考:ピケ* 0.34mm 】試験方法:JISL1096:2010.8.4
●取扱いのしやすさ
洗濯後のちぢみを少なくするよう、仕上げ加工時のテンション管理を工夫しました。
洗濯による寸法変化率:たて-0.4% よこ-0.6%(外衣類及び中衣類用表地の寸法変化率の基準:±3%)
【参考:ピケ* たて-4.5% よこ+4.5%(下着類用表地(織物)の寸法変化率の基準:±5%)】
試験方法:JISL1930:2014 C4M JISL1096:2010 8.39 G法参考