独自のマイクロフロー合成装置「マイクロフローCSTR」とそのアプリケーション開発
技術者中居 直浩(滋賀県工業技術総合センター)
技術分野化学合成
技術移転
共同研究
受託研究
技術相談・指導

研究機関
滋賀県



「バッチからフローへ」 ドラフトの片隅からの技術革新 いつものバッチ反応を当たり前にフロー化したい

「バッチからフローへ」
ドラフトの片隅からの技術革新
いつものバッチ反応を当たり前にフロー化したい

企業のみなさまにつなげたい技術(シーズ)

マイクロフロー合成は、省スペース、低コスト、多品種小ロット生産、高い安全性の観点から「次世代の反応手法」として、注目されています。我々は、連続撹拌槽反応器(CSTR)方式を採用した手のひらサイズのリアクタを用いて、いつものバッチ反応を当たり前にフロー化するお手伝いをします。CSTR方式は、固体の析出でも閉塞せず、多数の撹拌槽が連結可能であり、柔軟な運用が可能です。蓄積したノウハウを用いて、撹拌装置の更新、改良や、マイクロフロー合成を検討されている方をサポートします。
企業のみなさまにつなげたい技術(シーズ)

活用が想定される分野例

・化学分野、医薬品分野
・マイクロフロー合成を検討したい企業様
・実験室のバッチ反応をフロー化したい企業様
・マイクロリアクタの閉塞でフロー化を断念した企業様

技術の活用例

※バッチ反応を「マイクロフローCSTR」を用いてフロー化しました。
技術の活用例

シーズのご紹介

滋賀県工業技術総合センターでは、県内企業への技術提供を目的に、平成29年からマイクロフロー合成に関する研究テーマを立ち上げ、ノウハウの蓄積・技術開発を行ってきました2)。合成法には、表1に示すように、スケール、方式があり、それぞれに特徴があります。一般的な実験器具を用いて、マイクロチューブ方式とマイクロCSTR方式双方の反応流路を作製し反応に適用すると、マイクロCSTR方式は、①流速と撹拌強度を独立で制御できる2)、②作製したマイクロチューブ方式よりもマイクロCSTR方式が撹拌強度が優れる2)、③マイクロチューブ方式で問題となる析出による閉塞がマイクロCSTR方式では起こりにくい、という利点があり、マイクロCSTR方式が高い汎用性を持つことが期待できます。現在は、共同研究先が開発した「マイクロフローCSTR1)」を用いて、どのような反応が可能か、どのような手順でバッチ反応をフロー化するか、といった企業様への技術提供の要となるノウハウを収集しながら、技術開発を行っています。今までに検討したエステル化、クロスカップリング(薗頭カップリング)で得た知見を基に、他の合成例への展開を視野に入れています。
シーズのご紹介
公開情報:特許情報、参考文献、ホームページなど
1) 中山伸之、小谷功、小谷研太朗、2018年日本化学会年会ポスター1PC-059.
2) 中居直浩、平成29年度滋賀県工業技術総合センター業務報告、p116-119.

企業のみなさまへ

中居 直浩(滋賀県工業技術総合センター)
マイクロフロー合成は、今後の競争力維持において、重要な要素技術となるといわれています。特にCSTR方式は、多様なバッチ反応をフロー化できる汎用的なフロー合成法であり、バッチ反応をフロー化するのに適しています。マイクロフロー合成に興味を持たれた方は、お気軽にご相談ください。

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弊所は、技術や知見を企業様が主体的に利用いただけるよう、機器貸付に特化した公設試験場です。有機材料係では、プラスチック、有機成分などの技術相談・分析指導・機器貸付を行っています。その他、無機材料係、食品・プロダクトデザイン係、電子システム係、機械システム係など幅広い技術分野をカバーしています。まずは、お気軽にご相談ください。

周辺研究
有機材料係では、プラスチックや有機合成など、広く有機材料に関する研究を行っています。



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実施主体 近畿経済産業局 地域経済部 地域経済課
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