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国立大学法人京都工芸繊維大学 公式HP

“菌体外”にスペルミジンを排出する乳酸菌株


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キーワード

スペルミジン,ポリアミン,腸内細菌,Bacillus coagulans YF1,株乳酸菌,菌株,高齢化,健康長寿,加齢,動脈硬化,予防,認知機能,プロバイオティクス,食品,化粧品素材,化成品中間体
発表内容
我が国では高齢化が進んでいる。健康長寿が理想であるが、皆がそうではないので増え続ける医療費が社会問題となっている。最近、加齢に伴う動脈硬化の予防や認知機能の維持へのスペルミジンの効果が注目されている。ヒトは体内でポリアミンを生合成できるが、加齢に伴ってその合成能が低下する。しかし、幸いなことに食品に含まれているポリアミンや腸内細菌が生産したポリアミンを吸収して利用でき、不足分を補うことができる。
本学の所在地である京都松ヶ崎に伝わる菜の花漬から単離した乳酸菌Bacillus coagulans YF1株は、前駆体であるグルタミン酸やアルギニンなどを要求することなく、1菌株でスペルミジンを生合成し、かつ菌体外にスペルミジンのまま排出することが明らかとなった初めての乳酸菌である。菌体から抽出することなく、菌体外に排出されたスペルミジンを利用できることが最大の特徴(メリット)である。さらに、この菌株は、胃酸に耐性の芽胞を形成するという特性を持つ。

関連情報等

■特許情報や参考文献・関連記事等のインターネット情報等
(特許情報)
鈴木秀之「スペルミジンを菌体外に生産する乳酸菌」、京都工芸繊維大学、特許出願あり
(参考文献、関連記事など)
人の健康に及ぼすスペルミジンの有用性についてまとめたMadeoらのScience誌に掲載された総説
https://science.sciencemag.org/content/359/6374/eaan2788/tab-pdf
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